ウオノエ科
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ウオノエ(魚の餌、学名cymothoa)は、甲殻綱等脚目ウオノエ科に属する魚の寄生虫の総称。代表的なものとしてはCymothoa exiguaがある。
アジ、タイ、サヨリなどの魚の口内やえら、体表面にへばりつき、体液をすう。宿主の魚の口内に入り込む方法として、食料に見せかけて魚に食われたふりをし、口内に入り込み、口内の一部を壊死させそこに住み着き、魚が得た食料をそのまま食す。
宿主の魚が息絶えると離れるため、魚を釣った後クーラーボックスの中を泳いでいるのを見かけることもある。またスーパーに売っている魚でも、稀に口などからウオノエが覗いている場合もある。ただし、気付きにくく主に魚の口内に入り込んでいるため、誤って食すことも無い。
日本におけるウオノエの研究はあまり進んでおらず、種類や宿主などについては不明な点が多い。このため、広島大学などではウオノエを見つけたら送ってほしいと呼びかけている。
s木 2010年03月25日(木)19時06分 編集・削除
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