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ウェイト(詳細不明)、制御塔の階段(詳細不明)、黄色い何か(詳細不明)、しかしながら、カンガルーは後退する事ができない

ダンゴムシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ダンゴムシ(団子虫)とは、ワラジムシ目(等脚目)の動物のうち、陸生で刺激を受けると丸くなる習性を持つものを指す。もっとも普通で、一般には単に「ダンゴムシ」と言っているのはオカダンゴムシである。


界:動物界 Animalia
門:節足動物門 Arthropoda
亜門:甲殻亜門 Crustacea
綱:軟甲綱 Malacostraca
亜綱:真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目:フクロエビ上目 Peracarida
目:ワラジムシ目(等脚目) Isopoda
亜目:ワラジムシ亜目 Oniscidea
下目:Ligiamorpha
上科:Armadilloidea
科:オカダンゴムシ科 Armadillidiidae
属:オカダンゴムシ属 Armadillidium
種:オカダンゴムシ A. vulgare

学名
Armadillidium vulgare
(Latreille, 1804)
和名
オカダンゴムシ
亜種
A. v. rufobrunneus


広意の土壌に生息して分解者の役割を担っており、土壌形成上一定の役割を果たしているものと考えられており、食性と生態から自然界の分解者という要素が強い。


オカダンゴムシ

オカダンゴムシ Armadillidium vulgare は、単にダンゴムシとも言い、人家周辺でよく見かける動物である。頭部には1対の触角が見られ、胸部には7対の歩脚があり、腹部は6節からなるが、上から見ればこれらの区別は難しく、灰色のやや長めの小判型の体に見える。背面は丸く盛り上がり、腹面は平らで、刺激を受けると、腹面を内側に丸まり、ほぼ完全な球形になる。これがダンゴムシの名の由来である。この姿は敵に対する防御の姿勢と考えられ、アルマジロやイレコダニなどとの平行進化の例である。特にタマヤスデとはよく似ており、知識がない人には区別できないほどである。

オカダンゴムシは世界共通で、人家周辺や庭先、畑などで見ることができる。主に落ち葉や雑草などを食べて育つ。子供のおもちゃとして「丸虫」、「ボール虫」などとも呼ばれる。


オカダンゴムシと迷路
オカダンゴムシを迷路に入れて、一発で通り抜けられるのを見せるというものがある。動物に迷路を通り抜けさせるのを迷路実験といい、普通は多くの回数の学習をさせなければ成立しないし、無脊椎動物では複雑な迷路を覚えられるものはほとんど無い。実は、オカダンゴムシには、進行中に壁にぶつかると左へ、次は右へ(あるいは右へ、次は左へ)と交互に曲がっていく習性を持つ。この行動は「交替性転向反応」という。実験によると、前に曲がった方向とは逆の方向へ曲がる確率は約85%、曲がったあと次の壁まで15cm以上あると約50%となる。したがって、短い距離で交互に左右に曲がれば抜けられる迷路を作ると、学習なしで通り抜けられるのである。


分類
日本では海岸線、特に砂浜ではやや大型のハマダンゴムシがあり、森林土壌ではやや小型のコシビロダンゴムシがある。オカダンゴムシが多分帰化動物であるのに対して、これらは土着種である。実際のところ、コシビロダンゴムシなどはほとんど研究が進んでおらず、どれだけ種類があるのかよくわからない。若干先に分類研究が進んでいるワラジムシにおいて、どんどん新種が出ている現状から推しても、かなりの種数が存在する可能性がある。
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   ([[[[[)<  おおっとここでダンゴムシの大群が!  ([[[[[)<

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